人が育つ、会社が伸びる5

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■「どうやるか」ではなく「なぜやるか」


以前に一度「何をやるか」ではなく「誰がやるか」が
大切だというお話をしました。


今回は

「どうやるか」ではなく「なぜやるか」です。

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飲食店に限らず全ての企業や店舗では

「やらなければならないこと」が沢山あります。

お客様が来店されたら
・「いらっしゃいませ」を言うし

料理をできたら
・料理を運ぶし

料理を運ぶときには
・「お待たせしました」を言うし。


そのほかにも「やらなければならない」ことが
沢山あります。



ところで・・・・・・・・・


あなたも含めてあなたの会社や店の従業員は
その「やらなければならないこと」の
本当の意味や目的を正しく深く理解していますか?


そして

理解している意味や目的を実現するために
その「やらなければならないこと」をやっていますか?

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飲食店の中で行なわれる全ての作業や行動には
必ずその意味や目的があります。


そしてその意味や目的を深く深く掘り下げていくと
そこから「必然的」に

「どのようにやらなければならないのか」が
見えてきます。


多くの飲食店を見ていると

@それをやる意味や目的が第一線の従業員に伝わっていない

A伝えているが、掘り下げが足りないため
 それをやる本当の目的を実現できていない


ことが実に沢山見受けられます。


例えば簡単な例をあげると

****************************

「お客様が来店したら「いらっしゃいませ」を言ってね。
 お客様に感謝の気持ちを伝えるんだよ。」

「それじゃあ「いらっしゃいませ」の練習をしましょう。
 後に続いて言ってくださいね。」

「いらっしゃいませっ」
「いらっしゃいませっ」

・・・・・何度かこれを繰り返したら

「はい、OK。次は「ありがうございます」を練習するよ・・・」

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皆さんも従業員のトレーニングを担当したことがあれば

一度は行なったことがある場面ではないでしょうか?

この場合目的はなんとなく伝わっているかも知れません。
あくまでもなんとなくではありますが。

しかし従業員を本気で育てたかったら、そして本当に
真の目的=「来店の感謝の気持ちを伝える」を
達成し実現するのだとしたら、

こんなに簡単に次に進めるはずがないと
私はいつも思うのです。


本当に感謝の気持ちを伝えるとしたら
「いらっしゃいませ」なんて言葉では
伝わるはずがありません。

もっと他に言葉があるはずですし
表情や動作や声のトーンやその他もろもろが合わさって
言葉が生まれてくるはずです。


それをしないまま型どおりの目的の説明と
動作の練習だけをするのでは、結局

真の目的=「来店の感謝の気持ちを伝える」

が実現できないのです。



皆さんもよく目にするでしょう。

近くにいるのにやけにバカでかい声で
「いらっしゃいませー」と叫ぶ従業員や

こちらを見もしないで、たれかが言うから俺もと
テーブルを拭きながら、テーブルに向かって
「いらっしゃいませ」をいう従業員を。



多くの飲食店の教育の現場でも
これと同じことが起こっています。


その作業や動作の意味や目的を伝えないまま
どうやるかを教えていたり


意味や目的を一応伝えてはいても
その作業や動作はその目的を果たすための
役にはまったくたっていないことが。


皆さん自身もこれまでに本当に沢山の
「いらっしゃいま」を人から言われているはずです。

その沢山の「いらっしゃいませ」のすべては、
あなたに来店の感謝の気持ちを伝えるはずの言葉ですが


皆さんは何度「感謝されているなぁ」と感じたことが
ありますか?



恐らくあなたのお店も同じです。


「なぜやるか」が置き去りにされて
「どうやるか」だけで店舗が運営されている・・・。


こんな状態では人は育ちません。
人が育たなければ店も成長しません。

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店舗内で行なわれている全ての作業や動作には
真の目的が必ずあります。

真の目的がないのであればそれはやる必要のないものです。


店舗で行なわれているすべてのモノ・コトの
最も大切な意味と目的を改めて考え直し

・それを実現するためには今のやり方が正しいのか
・他にもっと良いやり方があるのではないか

をしっかりと見直し、それを教えていく、伝えていくことが

人を育てるためにはとても大切なことなのです。

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